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diff --git a/docs/ja/api_development_environment.md b/docs/ja/api_development_environment.md new file mode 100644 index 0000000000..8dce1ba2fd --- /dev/null +++ b/docs/ja/api_development_environment.md @@ -0,0 +1,8 @@ +# 開発環境のセットアップ + +<!--- + original document: 0.9.50:docs/api_development_environment.md + git diff 0.9.50 HEAD -- docs/api_development_environment.md | cat +--> + +開発環境をセットアップするには、[qmk_web_stack](https://github.com/qmk/qmk_web_stack) に行ってください。 diff --git a/docs/ja/api_development_overview.md b/docs/ja/api_development_overview.md new file mode 100644 index 0000000000..0612507b4d --- /dev/null +++ b/docs/ja/api_development_overview.md @@ -0,0 +1,49 @@ +# QMK コンパイラ開発ガイド + +<!--- + original document: 0.9.50:docs/api_development_overview.md + git diff 0.9.50 HEAD -- docs/api_development_overview.md | cat +--> + +このページでは、開発者に QMK コンパイラを紹介しようと思います。コードを読まなければならないような核心となる詳細に立ち入って調べることはしません。ここで得られるものは、コードを読んで理解を深めるためのフレームワークです。 + +# 概要 + +QMK Compile API は、いくつかの可動部分からできています: + +![構造図](https://raw.githubusercontent.com/qmk/qmk_api/master/docs/architecture.svg) + +API クライアントは API サービスと排他的にやりとりをします。ここでジョブをサブミットし、状態を調べ、結果をダウンロードします。API サービスはコンパイルジョブを [Redis Queue](https://python-rq.org) に挿入し、それらのジョブの結果について RQ と S3 の両方を調べます。 + +ワーカーは RQ から新しいコンパイルジョブを取り出し、ソースとバイナリを S3 互換のストレージエンジンにアップロードします。 + +# ワーカー + +QMK コンパイラワーカーは実際のビルド作業に責任を持ちます。ワーカーは RQ からジョブを取り出し、ジョブを完了するためにいくつかの事を行います: + +* 新しい qmk_firmware のチェックアウトを作成する +* 指定されたレイヤーとキーボードメタデータを使って `keymap.c` をビルドする +* ファームウェアをビルドする +* ソースのコピーを zip 形式で圧縮する +* ファームウェア、ソースの zip ファイル、メタデータファイルを S3 にアップロードする +* ジョブの状態を RQ に送信する + +# API サービス + +API サービスは比較的単純な Flask アプリケーションです。理解しておくべきことが幾つかあります。 + +## @app.route('/v1/compile', methods=['POST']) + +これは API の主なエントリーポイントです。クライアントとのやりとりはここから開始されます。クライアントはキーボードを表す JSON ドキュメントを POST し、API はコンパイルジョブをサブミットする前にいくらかの(とても)基本的な検証を行います。 + +## @app.route('/v1/compile/<string:job_id>', methods=['GET']) + +これは最もよく呼ばれるエンドポイントです。ジョブの詳細が redis から利用可能であればそれを取り出し、そうでなければ S3 からキャッシュされたジョブの詳細を取り出します。 + +## @app.route('/v1/compile/<string:job_id>/download', methods=['GET']) + +このメソッドによりユーザはコンパイルされたファームウェアファイルをダウンロードすることができます。 + +## @app.route('/v1/compile/<string:job_id>/source', methods=['GET']) + +このメソッドによりユーザはファームウェアのソースをダウンロードすることができます。 diff --git a/docs/ja/api_docs.md b/docs/ja/api_docs.md new file mode 100644 index 0000000000..b483c045e6 --- /dev/null +++ b/docs/ja/api_docs.md @@ -0,0 +1,73 @@ +# QMK API + +<!--- + original document: 0.9.50:docs/api_docs.md + git diff 0.9.50 HEAD -- docs/api_docs.md | cat +--> + +このページは QMK API の使い方を説明します。もしあなたがアプリケーション開発者であれば、全ての [QMK](https://qmk.fm) キーボードのファームウェアをコンパイルするために、この API を使うことができます。 + +## 概要 + +このサービスは、カスタムキーマップをコンパイルするための非同期 API です。API に 何らかの JSON を POST し、定期的に状態をチェックし、ファームウェアのコンパイルが完了していれば、結果のファームウェアと(もし希望すれば)そのファームウェアのソースコードをダウンロードすることができます。 + +#### JSON ペイロードの例: + +```json +{ + "keyboard": "clueboard/66/rev2", + "keymap": "my_awesome_keymap", + "layout": "LAYOUT_all", + "layers": [ + ["KC_GRV","KC_1","KC_2","KC_3","KC_4","KC_5","KC_6","KC_7","KC_8","KC_9","KC_0","KC_MINS","KC_EQL","KC_GRV","KC_BSPC","KC_PGUP","KC_TAB","KC_Q","KC_W","KC_E","KC_R","KC_T","KC_Y","KC_U","KC_I","KC_O","KC_P","KC_LBRC","KC_RBRC","KC_BSLS","KC_PGDN","KC_CAPS","KC_A","KC_S","KC_D","KC_F","KC_G","KC_H","KC_J","KC_K","KC_L","KC_SCLN","KC_QUOT","KC_NUHS","KC_ENT","KC_LSFT","KC_NUBS","KC_Z","KC_X","KC_C","KC_V","KC_B","KC_N","KC_M","KC_COMM","KC_DOT","KC_SLSH","KC_RO","KC_RSFT","KC_UP","KC_LCTL","KC_LGUI","KC_LALT","KC_MHEN","KC_SPC","KC_SPC","KC_HENK","KC_RALT","KC_RCTL","MO(1)","KC_LEFT","KC_DOWN","KC_RIGHT"], + ["KC_ESC","KC_F1","KC_F2","KC_F3","KC_F4","KC_F5","KC_F6","KC_F7","KC_F8","KC_F9","KC_F10","KC_F11","KC_F12","KC_TRNS","KC_DEL","BL_STEP","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","_______","KC_TRNS","KC_PSCR","KC_SLCK","KC_PAUS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","MO(2)","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_PGUP","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","MO(1)","KC_LEFT","KC_PGDN","KC_RGHT"], + ["KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","RESET","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","MO(2)","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS","MO(1)","KC_TRNS","KC_TRNS","KC_TRNS"] + ] +} +``` + +ご覧のとおり、ペイロードにはファームウェアを作成および生成するために必要なキーボードの全ての側面を記述します。各レイヤーは QMK キーコードの1つのリストで、キーボードの `LAYOUT` マクロと同じ長さです。もしキーボードが複数の `LAYOUT` マクロをサポートする場合、どのマクロを使うかを指定することができます。 + +## コンパイルジョブのサブミット + +キーマップをファームウェアにコンパイルするには、単純に JSON を `/v1/compile` エンドポイントに POST します。以下の例では、JSON ペイロードを `json_data` という名前のファイルに配置しています。 + +``` +$ curl -H "Content-Type: application/json" -X POST -d "$(< json_data)" http://api.qmk.fm/v1/compile +{ + "enqueued": true, + "job_id": "ea1514b3-bdfc-4a7b-9b5c-08752684f7f6" +} +``` + +## 状態のチェック + +キーマップをサブミットした後で、簡単な HTTP GET 呼び出しを使って状態をチェックすることができます: + +``` +$ curl http://api.qmk.fm/v1/compile/ea1514b3-bdfc-4a7b-9b5c-08752684f7f6 +{ + "created_at": "Sat, 19 Aug 2017 21:39:12 GMT", + "enqueued_at": "Sat, 19 Aug 2017 21:39:12 GMT", + "id": "f5f9b992-73b4-479b-8236-df1deb37c163", + "status": "running", + "result": null +} +``` + +これは、ジョブをキューに入れることに成功し、現在実行中であることを示しています。5つの状態がありえます: + +* **failed**: なんらかの理由でコンパイルサービスが失敗しました。 +* **finished**: コンパイルが完了し、結果を見るには `result` をチェックする必要があります。 +* **queued**: キーマップはコンパイルサーバが利用可能になるのを待っています。 +* **running**: コンパイルが進行中で、まもなく完了するはずです。 +* **unknown**: 深刻なエラーが発生し、[バグを報告](https://github.com/qmk/qmk_compiler/issues)する必要があります。 + +## 完了した結果を検証 + +コンパイルジョブが完了したら、`result` キーをチェックします。このキーの値は幾つかの情報を含むハッシュです: + +* `firmware_binary_url`: 書き込み可能なファームウェアの URL のリスト +* `firmware_keymap_url`: `keymap.c` の URL のリスト +* `firmware_source_url`: ファームウェアの完全なソースコードの URL のリスト +* `output`: このコンパイルジョブの stdout と stderr。エラーはここで見つけることができます。 diff --git a/docs/ja/api_overview.md b/docs/ja/api_overview.md new file mode 100644 index 0000000000..18b8eae10f --- /dev/null +++ b/docs/ja/api_overview.md @@ -0,0 +1,20 @@ +# QMK API + +<!--- + original document: 0.9.50:docs/api_overview.md + git diff 0.9.50 HEAD -- docs/api_overview.md | cat +--> + +QMK API は、Web と GUI ツールが [QMK](http://qmk.fm/) によってサポートされるキーボード用の任意のキーマップをコンパイルするために使うことができる、非同期 API を提供します。標準のキーマップテンプレートは、C コードのサポートを必要としない全ての QMK キーコードをサポートします。キーボードのメンテナは独自のカスタムテンプレートを提供して、より多くの機能を実現することができます。 + +## アプリケーション開発者 + +もしあなたがアプリケーションでこの API を使うことに興味があるアプリケーション開発者であれば、[API の使用](ja/api_docs.md) に行くべきです。 + +## キーボードのメンテナ + +もし QMK Compiler API でのあなたのキーボードのサポートを強化したい場合は、[キーボードサポート](ja/reference_configurator_support.md) の節に行くべきです。 + +## バックエンド開発者 + +もし API 自体に取り組むことに興味がある場合は、[開発環境](ja/api_development_environment.md)のセットアップから始め、それから [API のハッキング](ja/api_development_overview.md) を調べるべきです。 diff --git a/docs/ja/config_options.md b/docs/ja/config_options.md index b4cf3c888c..2a64f2ba2a 100644 --- a/docs/ja/config_options.md +++ b/docs/ja/config_options.md @@ -322,11 +322,9 @@ QMK での全ての利用可能な設定にはデフォルトがあります。 ``` * `LAYOUTS` * このキーボードがサポートする[レイアウト](ja/feature_layouts.md)のリスト -* `LINK_TIME_OPTIMIZATION_ENABLE` +* `LTO_ENABLE` * キーボードをコンパイルする時に、Link Time Optimization (LTO) を有効にします。これは処理に時間が掛かりますが、コンパイルされたサイズを大幅に減らします (そして、ファームウェアが小さいため、追加の時間は分からないくらいです)。 ただし、LTO が有効な場合、古い TMK のマクロと関数の機能が壊れるため、自動的にこれらの機能を無効にします。これは `NO_ACTION_MACRO` と `NO_ACTION_FUNCTION` を自動的に定義することで行われます。(メモ: これは QMK の [マクロ](ja/feature_macros.md) と [レイヤー](ja/feature_layers.md) には影響を与えません。) -* `LTO_ENABLE` - * LINK_TIME_OPTIMIZATION_ENABLE と同じ意味です。`LINK_TIME_OPTIMIZATION_ENABLE` の代わりに `LTO_ENABLE` を使うことができます。 ## AVR MCU オプション * `MCU = atmega32u4` @@ -371,10 +369,8 @@ QMK での全ての利用可能な設定にはデフォルトがあります。 * MIDI 制御 * `UNICODE_ENABLE` * Unicode -* `BLUETOOTH_ENABLE` - * Adafruit EZ-Key HID で Bluetooth を有効にするレガシーオプション。BLUETOOTH を見てください * `BLUETOOTH` - * 現在のオプションは、AdafruitEzKey、AdafruitBLE、RN42 + * 現在のオプションは、AdafruitBLE、RN42 * `SPLIT_KEYBOARD` * 分割キーボード (let's split や bakingpy のキーボードのようなデュアル MCU) のサポートを有効にし、quantum/split_common にある全ての必要なファイルをインクルードします * `CUSTOM_MATRIX` diff --git a/docs/ja/faq_build.md b/docs/ja/faq_build.md index 97e1bd8cf7..62c36f2497 100644 --- a/docs/ja/faq_build.md +++ b/docs/ja/faq_build.md @@ -145,4 +145,4 @@ ARM ベースのチップ上での EEPROM の動作によって、保存され [Planck rev6 reset EEPROM](https://cdn.discordapp.com/attachments/473506116718952450/539284620861243409/planck_rev6_default.bin) を使って eeprom のリセットを強制することができます。このイメージを書き込んだ後で、通常のファームウェアを書き込むと、キーボードが_通常_ の動作順序に復元されます。 [Preonic rev3 reset EEPROM](https://cdn.discordapp.com/attachments/473506116718952450/537849497313738762/preonic_rev3_default.bin) -いずれかの形式でブートマジックが有効になっている場合は、これも実行できるはずです (実行方法の詳細については、[ブートマジックドキュメント](feature_bootmagic.md)とキーボード情報を見てください)。 +いずれかの形式でブートマジックが有効になっている場合は、これも実行できるはずです (実行方法の詳細については、[ブートマジックドキュメント](ja/feature_bootmagic.md)とキーボード情報を見てください)。 diff --git a/docs/ja/faq_general.md b/docs/ja/faq_general.md index a365e380b3..83d1a557bd 100644 --- a/docs/ja/faq_general.md +++ b/docs/ja/faq_general.md @@ -51,7 +51,7 @@ OK、問題ありません。[GitHub で issue を開く](https://github.com/qmk TMK は [Jun Wako](https://github.com/tmk) によって設計され実装されました。QMK は [Jack Humbert](https://github.com/jackhumbert) の Planck 用 TMK のフォークとして始まりました。しばらくして、Jack のフォークは TMK からかなり分岐し、2015年に Jack はフォークを QMK に名前を変えることにしました。 -技術的な観点から、QMK は幾つかの新しい機能を追加した TMK に基づいています。最も注目すべきことは、QMK は利用可能なキーコードの数を増やし、`S()`、`LCTL()` および `MO()` などの高度な機能を実装するためにこれらを使っています。[キーコード](keycodes.md)でこれらのキーコードの完全なリストを見ることができます。 +技術的な観点から、QMK は幾つかの新しい機能を追加した TMK に基づいています。最も注目すべきことは、QMK は利用可能なキーコードの数を増やし、`S()`、`LCTL()` および `MO()` などの高度な機能を実装するためにこれらを使っています。[キーコード](ja/keycodes.md)でこれらのキーコードの完全なリストを見ることができます。 プロジェクトとコミュニティの管理の観点から、TMK は公式にサポートされている全てのキーボードを自分で管理しており、コミュニティのサポートも少し受けています。他のキーボード用に別個のコミュニティが維持するフォークが存在するか、作成できます。デフォルトでは少数のキーマップのみが提供されるため、ユーザは一般的にお互いにキーマップを共有しません。QMK は集中管理されたリポジトリを介して、キーボードとキーマップの両方を共有することを奨励しており、品質基準に準拠する全てのプルリクエストを受け付けます。これらはほとんどコミュニティで管理されますが、必要な場合は QMK チームも支援します。 diff --git a/docs/ja/faq_keymap.md b/docs/ja/faq_keymap.md index 2726e18728..311ebe0e42 100644 --- a/docs/ja/faq_keymap.md +++ b/docs/ja/faq_keymap.md @@ -128,7 +128,7 @@ https://github.com/tekezo/Karabiner/issues/403 ## 単一のキーでの Esc と<code>`</code> -[Grave Escape](feature_grave_esc.md) 機能を見てください。 +[Grave Escape](ja/feature_grave_esc.md) 機能を見てください。 ## Mac OSX での Eject `KC_EJCT` キーコードは OSX で動作します。https://github.com/tmk/tmk_keyboard/issues/250 diff --git a/docs/ja/feature_bluetooth.md b/docs/ja/feature_bluetooth.md index 4443a4e3ea..f7835dd548 100644 --- a/docs/ja/feature_bluetooth.md +++ b/docs/ja/feature_bluetooth.md @@ -7,11 +7,10 @@ ## Bluetooth の既知のサポートハードウェア -現在のところ Bluetooth のサポートは AVR ベースのチップに限られます。Bluetooth 2.1 については、QMK は RN-42 モジュールと、Bluefruit EZ-Key をサポートしますが、後者はもう生産されていません。より最近の BLE プロトコルについては、現在のところ Adafruit Bluefruit SPI Friend のみが直接サポートされています。iOS デバイスに接続するには、BLE が必要です。iOS はマウス入力をサポートしないことに注意してください。 +現在のところ Bluetooth のサポートは AVR ベースのチップに限られます。Bluetooth 2.1 については、QMK は RN-42 モジュールをサポートします。より最近の BLE プロトコルについては、現在のところ Adafruit Bluefruit SPI Friend のみが直接サポートされています。iOS デバイスに接続するには、BLE が必要です。iOS はマウス入力をサポートしないことに注意してください。 | ボード | Bluetooth プロトコル | 接続タイプ | rules.mk | Bluetooth チップ | |----------------------------------------------------------------|----------------------------|----------------|---------------------------|--------------| -| [Adafruit EZ-Key HID](https://www.adafruit.com/product/1535) | Bluetooth Classic | UART | `BLUETOOTH = AdafruitEZKey` | | | Roving Networks RN-42 (Sparkfun Bluesmirf) | Bluetooth Classic | UART | `BLUETOOTH = RN42` | RN-42 | | [Bluefruit LE SPI Friend](https://www.adafruit.com/product/2633) | Bluetooth Low Energy | SPI | `BLUETOOTH = AdafruitBLE` | nRF51822 | @@ -29,16 +28,11 @@ Bluefruit UART friend は SPI friend に変換することができますが、これにはMDBT40 チップへの直接の再書き込みとはんだ付けが[必要です](https://github.com/qmk/qmk_firmware/issues/2274)。 -## Adafruit EZ-Key hid -これには[ハードウェアの変更](https://www.reddit.com/r/MechanicalKeyboards/comments/3psx0q/the_planck_keyboard_with_bluetooth_guide_and/?ref=search_posts)が必要ですが、Makefile を使って有効にすることができます。ファームウェアは引き続き USB 経由で文字を出力するため、コンピュータ経由で充電する場合は注意してください。任意にオフにするために Bluefruit 上にスイッチを持つことは理にかなっています。 - - <!-- FIXME: Document bluetooth support more completely. --> ## Bluetooth の Rules.mk オプション これらのうちの1つだけを使ってください * BLUETOOTH_ENABLE = yes (レガシーオプション) * BLUETOOTH = RN42 -* BLUETOOTH = AdafruitEZKey * BLUETOOTH = AdafruitBLE ## Bluetooth キーコード diff --git a/docs/ja/feature_split_keyboard.md b/docs/ja/feature_split_keyboard.md index 74b62310fb..3bdf96d1c7 100644 --- a/docs/ja/feature_split_keyboard.md +++ b/docs/ja/feature_split_keyboard.md @@ -1,8 +1,8 @@ # 分割キーボード <!--- - original document:0.9.43:docs/feature_split_keyboard.md - git diff 0.9.43 HEAD -- docs/feature_split_keyboard.md | cat + original document:0.10.8:docs/feature_split_keyboard.md + git diff 0.10.8 HEAD -- docs/feature_split_keyboard.md | cat --> QMK ファームウェアリポジトリの多くのキーボードは、"分割"キーボードです。それらは2つのコントローラを使います — 1つは USB に接続し、もう1つは TRRS または同様のケーブルを介してシリアルまたは I<sup>2</sup>C 接続で接続します。 @@ -20,12 +20,12 @@ QMK ファームウェアには、任意のキーボードで使用可能な一 | Transport | AVR | ARM | |------------------------------|--------------------|--------------------| -| ['serial'](serial_driver.md) | :heavy_check_mark: | :white_check_mark: <sup>1</sup> | +| ['serial'](ja/serial_driver.md) | :heavy_check_mark: | :white_check_mark: <sup>1</sup> | | I2C | :heavy_check_mark: | | 注意: -1. ハードウェアとソフトウェアの両方の制限は、[ドライバーのドキュメント](serial_driver.md)の中で説明されます。 +1. ハードウェアとソフトウェアの両方の制限は、[ドライバーのドキュメント](ja/serial_driver.md)の中で説明されます。 ## ハードウェア設定 @@ -53,11 +53,12 @@ QMK ファームウェアには、任意のキーボードで使用可能な一 ### シリアル配線 -2つの Pro Micro 間で GND、Vcc、D0 (別名 PDO あるいは pin 3) を TRS/TRRS ケーブルの3本のワイヤで接続します。 +2つの Pro Micro 間で GND、Vcc、D0/D1/D2/D3 (別名 PD0/PD1/PD2/PD3) を TRS/TRRS ケーブルの3本のワイヤで接続します。 ?> ここで使われるピンは実際には以下の `SOFT_SERIAL_PIN` によって設定されることに注意してください。 -![シリアル配線](https://i.imgur.com/C3D1GAQ.png) +<img alt="sk-pd0-connection-mono" src="https://user-images.githubusercontent.com/2170248/92296488-28e9ad80-ef70-11ea-98be-c40cb48a0319.JPG" width="48%"/> +<img alt="sk-pd2-connection-mono" src="https://user-images.githubusercontent.com/2170248/92296490-2d15cb00-ef70-11ea-801f-5ace313013e6.JPG" width="48%"/> ### I<sup>2</sup>C 配線 @@ -65,7 +66,7 @@ QMK ファームウェアには、任意のキーボードで使用可能な一 プルアップ抵抗はキーボードの左右どちら側にも配置することができます。もし各側を単独で使いたい場合は、4つの抵抗を使い、両側にプルアップ抵抗を配置することもできます。 -![I2C 配線](https://i.imgur.com/Hbzhc6E.png) +<img alt="sk-i2c-connection-mono" src="https://user-images.githubusercontent.com/2170248/92297182-92b98580-ef77-11ea-9d7d-d6033914af43.JPG" width="50%"/> ## ファームウェア設定 diff --git a/docs/ja/getting_started_make_guide.md b/docs/ja/getting_started_make_guide.md index 0d39583a1d..cbc824de8b 100644 --- a/docs/ja/getting_started_make_guide.md +++ b/docs/ja/getting_started_make_guide.md @@ -106,10 +106,6 @@ make コマンド自体にもいくつかの追加オプションがあります 詳細と制限については、[Unicode ページ](ja/feature_unicode.md) を見てください。 -`BLUETOOTH_ENABLE` - -これによりキーコードをワイヤレスで送信するために Bluefruit EZ-key と連動することができます。D2 と D3 ピンを使います。 - `AUDIO_ENABLE` C6 ピン(抽象化が必要)でオーディオ出力できます。詳細は[オーディオページ](ja/feature_audio.md)を見てください。 diff --git a/docs/ja/how_a_matrix_works.md b/docs/ja/how_a_matrix_works.md index ff4fbb115d..b6ded186ba 100644 --- a/docs/ja/how_a_matrix_works.md +++ b/docs/ja/how_a_matrix_works.md @@ -101,4 +101,4 @@ - [Deskthority の記事](https://deskthority.net/wiki/Keyboard_matrix) - [Dave Dribin による Keyboard Matrix Help (2000)](https://www.dribin.org/dave/keyboard/one_html/) - [PCBheaven による How Key Matrices Works](http://pcbheaven.com/wikipages/How_Key_Matrices_Works/) (アニメーションの例) -- [キーボードの仕組み - QMK ドキュメント](how_keyboards_work.md) +- [キーボードの仕組み - QMK ドキュメント](ja/how_keyboards_work.md) diff --git a/docs/ja/quantum_keycodes.md b/docs/ja/quantum_keycodes.md new file mode 100644 index 0000000000..ffcc494460 --- /dev/null +++ b/docs/ja/quantum_keycodes.md @@ -0,0 +1,20 @@ +# Quantum キーコード + +<!--- + original document: 0.9.55:docs/quantum_keycodes.md + git diff 0.9.55 HEAD -- docs/quantum_keycodes.md | cat +--> + +Quantum キーコードにより、カスタムアクションを定義することなく、基本的なものが提供するものより簡単にキーマップをカスタマイズすることができます。 + +quantum 内の全てのキーコードは `0x0000` と `0xFFFF` の間の数値です。`keymap.c` の中では、関数やその他の特別な場合があるように見えますが、最終的には C プリプロセッサによってそれらは単一の4バイト整数に変換されます。QMK は標準的なキーコードのために `0x0000` から `0x00FF` を予約しています。これらは、`KC_A`、`KC_1` および `KC_LCTL` のようなキーコードで、USB HID 仕様で定義された基本的なキーです。 + +このページでは、高度な quantum 機能を実装するために使われる `0x00FF` と `0xFFFF` の間のキーコードを説明します。独自のカスタムキーコードを定義する場合は、それらもこの範囲に配置されます。 + +## QMK キーコード :id=qmk-keycodes + +| キー | エイリアス | 説明 | +|----------------|------------|--------------------------------------------------------| +| `RESET` | | 書き込みのために、キーボードを bootloader モードにする | +| `DEBUG` | | デバッグモードの切り替え | +| `EEPROM_RESET` | `EEP_RST` | キーボードの EEPROM (永続化メモリ) を再初期化する | diff --git a/docs/ja/ref_functions.md b/docs/ja/ref_functions.md new file mode 100644 index 0000000000..e9c45fdecc --- /dev/null +++ b/docs/ja/ref_functions.md @@ -0,0 +1,122 @@ +# キーボードをより良くするための便利なコア関数のリスト + +<!--- + original document: 0.9.47:docs/ref_functions.md + git diff 0.9.47 HEAD -- docs/ref_functions.md | cat +--> + +QMK には、信じられないほど便利な、またはあなたが望んでいた機能を少し追加する、隠された関数がたくさんあります。特定の機能に固有の関数はそれぞれの機能のページにあるため、ここには含まれていません。 + +## (OLKB) トライレイヤー :id=olkb-tri-layers + +目的に応じて、実際に使うことができる別個の関数があります。 + +### `update_tri_layer(x, y, z)` + +最初は `update_tri_layer(x, y, z)` 関数です。この関数はレイヤー `x` と `y` の両方がオンになっているかどうかを調べます。両方ともオンの場合は、レイヤー `z` がオンになります。それ以外の場合、`x` と `y` の両方がオンではない(一方のみがオン、またはどちらもオンでない)場合は、レイヤー `z` をオフにします。 + +この関数は、この機能を持つ特定のキーを作成したいが、他のレイヤーのキーコードではそうしたくない場合に便利です。 + +#### 例 + +```c +bool process_record_user(uint16_t keycode, keyrecord_t *record) { + switch (keycode) { + case LOWER: + if (record->event.pressed) { + layer_on(_LOWER); + update_tri_layer(_LOWER, _RAISE, _ADJUST); + } else { + layer_off(_LOWER); + update_tri_layer(_LOWER, _RAISE, _ADJUST); + } + return false; + case RAISE: + if (record->event.pressed) { + layer_on(_RAISE); + update_tri_layer(_LOWER, _RAISE, _ADJUST); + } else { + layer_off(_RAISE); + update_tri_layer(_LOWER, _RAISE, _ADJUST); + } + return false; + } + return true; +} +``` + +### `update_tri_layer_state(state, x, y, z)` +もう1つの関数は `update_tri_layer_state(state, x, y, z)` です。この関数は [`layer_state_set_*` 関数](ja/custom_quantum_functions.md#layer-change-code)から呼び出されることを意図しています。これは、キーコードを使ってレイヤーを変更するたびに、これがチェックされることを意味します。したがって、`LT(layer, kc)` を使ってレイヤーを変更すると、同じレイヤーチェックが引き起こされます。 + +このメソッドの注意点は、`x` および `y` レイヤーをオンにしないと、`z` レイヤーにアクセスできないことです。レイヤー `z` のみをアクティブにしようとすると、このコードが実行され、使用前にレイヤー `z` がオフになるからです。 + +#### 例 + +```c +layer_state_t layer_state_set_user(layer_state_t state) { + return update_tri_layer_state(state, _LOWER, _RAISE, _ADJUST); +} +``` + +あるいは、すぐに値を「返す」必要はありません。複数のトライレイヤーを追加、あるいは追加の効果を追加する場合に便利です。 + +```c +layer_state_t layer_state_set_user(layer_state_t state) { + state = update_tri_layer_state(state, _LOWER, _RAISE, _ADJUST); + state = update_tri_layer_state(state, _RAISE, _SYMB, _SPECIAL); + return state; +} +``` + +## 永続的なデフォルトレイヤーの設定 + +デフォルトレイヤーを設定して、キーボードを取り外しても保持されるようにしたいですか?そうであれば、これがそのための関数です。 + +これを使うには、`set_single_persistent_default_layer(layer)` を使います。レイヤーに名前が定義されている場合は、代わりにそれを使うことができます (_QWERTY、_DVORAK、_COLEMAK など)。 + +これは、デフォルトレイヤーを設定し、永続設定が更新され、もし [オーディオ](ja/feature_audio.md) がキーボードで有効でデフォルトレイヤーの音が設定されている場合は、曲を再生します。 + +デフォルトレイヤーの音を設定するには、以下のように `config.h` ファイルに定義する必要があります。 + +```c +#define DEFAULT_LAYER_SONGS { SONG(QWERTY_SOUND), \ + SONG(COLEMAK_SOUND), \ + SONG(DVORAK_SOUND) \ + } +``` + + +?> [quantum/audio/song_list.h](https://github.com/qmk/qmk_firmware/blob/master/quantum/audio/song_list.h) に使用できる多くの定義済みの曲があります。 + +## キーボードのリセット + +使用できる `RESET` quantum キーコードがあります。ただし、キーを個別に押すのではなくマクロの一部としてリセットしたい場合は、そうすることができます。 + +そのためには、`reset_keyboard()` を関数またはマクロに追加すると、ブートローダがリセットされます。 + +## EEPROM (永続ストレージ)の消去 + +オーディオ、RGB アンダーグロー、バックライト、キーの動作に問題がある場合は、EEPROM (永続的な設定のストレージ)をリセットすることができます。ブートマジックはこれを行う方法の1つですが、有効になっていない場合はカスタムマクロを使って行うことができます。 + +EEPROM を消去するには、関数またはマクロから `eeconfig_init()` を実行し、ほとんどの設定をデフォルトにリセットします。 + +## タップランダムキー + +ランダムな文字をホストコンピュータに送信する場合は、`tap_random_base64()` 関数を使うことができます。これは[疑似乱数的に](https://en.wikipedia.org/wiki/Pseudorandom_number_generator)0から63の数字を選択し、その選択に基づいてキー押下を送信します。(0–25 は `A`–`Z`、26–51 は `a`–`z`、52–61 は `0`–`9`、62 は `+`、63 は `/`)。 + +?> 言うまでもないですが、これはランダムに Base64 キーあるいはパスワードを生成する暗号的に安全な方法では _ありません_。 + +## ソフトウェアタイマー + +タイマーを開始し、時間固有のイベントの値を読み取ることができます。以下は例です: + +```c +static uint16_t key_timer; +key_timer = timer_read(); + +if (timer_elapsed(key_timer) < 100) { + // 経過時間が 100ms 未満の場合に何かを行う +} else { + // 経過時間が 100ms 以上の場合に何かを行う +} +``` diff --git a/docs/ja/reference_configurator_support.md b/docs/ja/reference_configurator_support.md new file mode 100644 index 0000000000..0151731e99 --- /dev/null +++ b/docs/ja/reference_configurator_support.md @@ -0,0 +1,202 @@ +# QMK Configurator でのキーボードのサポート + +<!--- + original document: 0.9.46:docs/reference_configurator_support.md + git diff 0.9.46 HEAD -- docs/reference_configurator_support.md | cat +--> + +このページは [QMK Configurator](https://config.qmk.fm/) でキーボードを適切にサポートする方法について説明します。 + + +## Configurator がキーボードを理解する方法 + +Configurator がキーボードをどのように理解するかを理解するには、最初にレイアウトマクロを理解する必要があります。この演習では、17キーのテンキー PCB を想定します。これを `numpad` と呼びます。 + +``` +|---------------| +|NLk| / | * | - | +|---+---+---+---| +|7 |8 |9 | + | +|---+---+---| | +|4 |5 |6 | | +|---+---+---+---| +|1 |2 |3 |Ent| +|-------+---| | +|0 | . | | +|---------------| +``` + +?> レイアウトマクロの詳細については、[QMK の理解: マトリックススキャン](ja/understanding_qmk.md?id=matrix-scanning) と [QMK の理解: マトリックスから物理レイアウトへのマップ](ja/understanding_qmk.md?id=matrix-to-physical-layout-map) を見てください。 + +Configurator の API はキーボードの `.h` ファイルを `qmk_firmware/keyboards/<keyboard>/<keyboard>.h` から読み取ります。numpad の場合、このファイルは `qmk_firmware/keyboards/numpad/numpad.h` です: + |